長年、快適な暮らしの時を刻んだ住宅のリフォームは、住む人たちの変化に、
もう一度住宅の機能やデザインをフィットさせる一大事業です。
太ったから、痩せたから洋服を買い替える、そんな風に出来たら良いのですが、
住宅となるとそうはいきません。現在とそして未来のお客様の姿を、想像する想像力をフル稼働させます。
もうひとつ大切にしていること、お客様がいま大切にしているコトやモノを変化させない事。
「変化させ、変化させない。」なにか、禅問答みたいですね。
お客様のいままでの暮らしに寄り添い、さらに快適で楽しい暮らしのホームベースを作る。
仕事や学校に旅行に、出塁しそしてみんなが帰ってくる場所。
まさに「ホームイン!」する場所が住宅です。
だからこそお客様との信頼を積み上げることが大事なんですね。
工事中の植物への水やりも大切な仕事です。
図面では分からない現状を把握します。床暖の配管も図面では見えないことがあります。
人と犬がともに暮らし始めて15000年ぐらいだろうか。
僕のように「暮らしに愛犬は欠かせない。」そう思っておられる方も多いだろう。
人それぞれが大切な誰かや、大切な何かと暮らしています。
建設業を生業としているから、目線はどうしても建物に向いてしまいます。
建物といっても我々の仕事は公共工事、庁舎、駅、学校など、オンタイム
に、移動し、働き、学ぶ、PUBLIC(パブリック)な空間作りが中心です。
公共の空間にとって自分以外の目線はとても重要。犬目線もそのひとつ。
盲導犬、聴導犬、警察犬、彼らも一緒に働いています。
犬と、だけじゃなく、
子供と、お年寄りと、身体の不自由な方と、
大切な誰かと過ごす公共空間にはそれぞれの目線からの安全性と機能性、
それらを表現するデザイン、そして心を癒す遊び心が求められます。
オンタイムがあれば、オフタイムがある。犬たちと過ごす休日はやはり待ち遠しい。
大切なひと、動物、財産をまもり、楽しい時間を過ごすPRIVATE(プライベート)という空間にも、
我々が長年培ってきた、様々な目線からの安全や機能性を形にする技術や、
アイデアが必要なのは言うまでもありません。
さらにこのプラーベートな空間作りにはパブリックなそれとは違った住む人の個性や趣味を表現する
デザインが重要なポイントです。
我々は昨年より、京都と東京という二つの都で、住む人によりそった暮らし作り(住宅建築やリフォームなど)
をてがけ、その機能性とデザイン性でファンも多い(株)FILE の住宅建築、リフォームをお手伝いしています。
培ってきた技術やアイデアが住空間作りに活かされるのはとても嬉しい事です!
このブログは、
大切な家族と、様々なライフスタイルにあった「暮らし」を実現するためのアイデアや実例の記録です。
是非、皆さんの住空間作りの参考に、なさって頂ければと思います。
リフォーム工事をさせて頂く横浜N様邸です。いよいよ始まります! 瀧島