益子に行ってきました。
リニューアルの計画がすすんでいる保養所からクルマで約1時間。
民芸運動の祖、濱田庄司が定住し、益子の素朴な土と釉薬によって民芸的な
作家活動を始めたことで益子は民芸活動のひとつの拠点となり、多くの陶芸家が
ここを訪れるようになりました。
美術品、芸術品のような陶芸ではなく、民衆の生活用具である食器、家具、衣類など、
それまで「下手もの」と呼ばれ顧みられることのなかった民衆的工芸を
「民芸」と呼び見直したのが民芸運動です。
柳総悦は、”民芸の美しさは日常生活に置ける人とのふれあいの中に生まれ、日常生活に
耐えるようなものでなければ美しさは生まれない”と考えました。
建物も人の暮らしに寄り添うものでありたい。堅牢でいて機能的で暖かく美しい。
建物も芸術的建築物と民芸的建築物とに分けられるような気がします。
益子で、上質という意味を考えることができ、保養所リニューアルのヒントをみつけました。
益子で見つけた鉢にアガベを植え込みました。
益子のスターネットで購入したマグ。厚手で素朴な器が多い益子焼ですが、
薄手でシンプルなデザイン。朝のコーヒーが一段と美味しくなりました。
久しぶりの定番(じょうばん)シリーズの第4弾!