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the park Blog

SCANDINAVIAN PET DESIGN

とけ込むデザイン
  • 2017/05/19 0:00:00
  • project

お客様の愛犬と過ごす別荘に設置させて頂いたゲージ。

デンマークで生まれたプロダクトです。もともと暖炉の焔の危険から人やペットを

守る為にうまれたフェンス。設置場所の形状にあわせて自由にセットできるよう、

パーツの豊富さも魅力です。


人にも愛犬にも優しく機能的なデザイン。

ドアの開閉にはダブルアクションが必要なところ、安全への配慮も怠りません。




M邸は床材、壁材、ソファーの生地のセレクトや、バスルームへの導線など、

愛犬にとって、という目線と

飼い主にとって、という目線をスッキリ融合させることに成功しています。

愛犬目線に偏りがちな愛犬家の空間作りですが、

ともにリラックス出来る空間が生まれました。




カタクリ

愛犬との田舎暮らし
  • 2017/05/14 0:00:00
  • project

春真っ盛りの八ヶ岳にいってきました。

別荘での愛犬との暮らしをお手伝いする機会が増えています。

都会での機能的な暮らしと、田舎でのちょっと不便な暮らし。

快適、と感じる要素も違うだけにアプローチを変えていくことが大切です。


気持ちのいい空気と、色鮮やかな植物たちに囲まれた空間にプラス、を出来るだけ減らす。

飼い主と犬たちに、安心と安全を確実に確保する仕様。我々の腕の見せどころです。




カタクリの花が咲いていました。カタクリの花はサクラと同じ2週間ほど。下を向いて咲くのもサクラに似ています。

サクラのように見上げて鑑賞するには地面に這いつくばるしかありませんが。。。



桜さく山笑ふ

  • 2017/03/27 0:00:00
  • project

弊社がブランディングを手がける京都のあんぱん専門店SIZUYAPAN。


春の季節限定は「桜咲く」と「山笑ふ」



故郷やどちらを見ても山笑ふ   正岡子規



四季を五感で感じる。日本に生まれてよかったーーー!!




暖炉の新スタイル

カーボンニュートラル
  • 2016/11/27 0:00:00
  • project

写真はオーストラリアのecosmartfire 社のつくるバイオエタノール暖炉。

サトウキビやトウモロコシから作られるバイオエタノールを燃料とする暖炉です。

一酸化炭素などの有害物質や煙をまったく出さず、だから煙突を設置する必要も有りません。


発生すのは二酸化炭素と水分だけ。バイオエタノールの原料となる植物は光合成にとって

生成されます。燃焼して発生する二酸化炭素と、原料である植物が吸収する二酸化炭素が同等の量であることを、

「カーボンニュートラル」というそうです。とてもエコな燃料ということですね。




犬と暮らしている、都会暮らしだけど焔のある暮らしがしたい。

焔は、犬と人間がともに暮らし始めた15000年前の記憶を呼び覚ましてくれるのかもしれません。



安全で、クラシックにもモダンにも調和する。

新築やリフォームの際に、検討してみたいアイテムの一つだと思います。








植物のある風景①

銀座POLA MUSUUM ANNEX
  • 2016/09/24 0:00:00
  • news

ウルトラ植物博覧会2016に行ってきました。雨でしたが、たくさんの植物ラバー達の熱気がすごかったです。

プラントハンター西畠清順氏が世界中からハントしてきた珍しい植物ばかり。

弊社、the park PLANTSの植物も清順さんがサポートしてくれてます。



写真はバオバブ。樹齢推定200年。



バオバブは地球上に存在する最も大きな樹木とも言われ、アップダウンツリー(上下逆さまの木)

としてユニークな形でも知られています。アフリカのマダガスカルにその木は存在します。


樹齢1000年(5000年以上とも言われています)


地球上で最初の木であったバオバブは、その後登場したスレンダーな "ヤシの木"に嫉妬し、背を高くします。

さらにその後登場した"イチジク"が美味しい実をつけることにも嫉妬し果実をも手に入れる。

そんなわがままなバオバブを見て、神様が怒り、根を引っこ抜いてさかさまに地面に突き刺したそうです。


そんなストーリーを思い出しながら、植物のもつ壮大なスケールを小さな鉢に押し込める矛盾と、

それでもなお、圧倒的なスケールで迫ってくる植物の底力を感じずにはいられませんでした。


みんなで植物を見上げてました(笑)

植物のある風景②

銀座メゾンエルメス
  • 2016/09/24 0:00:00
  • news

2016.7.14 〜 9.26

銀座メゾンエルメスのショーウインドウは2500株のサボテンで埋め尽くされています。

テーマは「旅の途中」




過酷な環境のなか体内に水分を蓄え、外敵から守る刺を身にまとい、死んでいるかのように

見えるほどその成長は遅いが、何百年、何千年という生命力を秘めている。


長い歴史とクラフトマンシップによって生み出されるエルメスの製品も、長い年月に耐えうる

生命力を持つ。どちらもまさしく「旅の途中」


植物は広島の植物屋「叢」の小田康平によるもの。


エルメスの製品達も植物たちも「いい顔」してます。


コスメと植物、ファッションと植物、建築と植物、すべては植物が元になっているんですね。


Euphorbia obesa

オベサ
  • 2016/09/17 0:00:00
  • news

the park では、愛犬との暮らしに必要なグッズの他、植物を提案しています。

その中でも、いよいよ数が少なくなってきたオベサ。


木化している古木は特に貴重。


アンティークの壁紙を思わせるテキスタイルのような肌が魅力です。

ヘリンボーン柄の鉢との相性も抜群!





w 90 × h 200 mm (鉢を含む / Include pot)

亀甲竜

相性抜群
  • 2016/08/08 0:00:00
  • project

コーデックス(塊根植物)のなかでも抜群の存在感を持つ「亀甲竜」

名前の通り、まるで亀の甲羅のような不思議な姿をしています。


アフリカ最古の人種と言われるホッテントット族の食料とされることも
あるようで、英名で Hottentot's Bread (ホッテントットのパン)と呼ばれる
こともあります。

岩のようにもみえる亀甲竜ですが、ヤマイモ科の植物なので、意外に美味しいのかも知れません。



鉄製スタンド付きのコンクリートの鉢に植え込みました。

建築資材としてポピュラーなコンクリートと鉄。
植物と無機質な素材は表情が対照的なだけに、逆に相性が良いと感じます。

亀甲竜が、角のように蔓をのばし始める。



オリジナルトリーツ

「いのち」をつなぐ
  • 2016/08/06 0:00:00
  • project

the park からドッグ用オリジナルトリーツ新発売です!


エゾ鹿スライスジャーキーと鮭スライスジャーキー


どちらも北海道産であるのは勿論のこと、着色料・保存料・香料などの添加物一切不使用。

鹿肉は低脂肪、高タンパク質。カロリーは牛肉の1/3脂肪分は1/15と、とてもヘルシーですが、

鉄分は牡蠣と同じくらい豊富に含まれ、肉なのにDNAを含みミネラルバランスに優れています。

野生の鹿は人工飼料を与えられていないのでアレルギーも出にくいと言われています。


愛犬にも人にも、環境保全にも配慮する。


人と人がつながり、その輪がどんどん大きくなって行く。

こだわりを持った生産者と、安心・安全・健康にそして環境に敏感な消費者との架け橋になり、

次世代に持続可能な、健康で安全な食文化を伝えて行く、そんなサイクルの一端を弊社も担って行ければ

と考えています。




祇園祭

歴史を未来へつなぐ
  • 2016/08/05 0:00:00
  • project

京都ネタをもう一つ。


出張で京都を訪れたのは7月20日。

祇園祭のクライマックス、山鉾巡航が7月17日でしたから、20日は山鉾の解体作業中でした。



写真は「船鉾」ふなほこ 新町通綾小路下ル

「長刀鉾」を先頭に23基の山鉾が都大路を巡航する山鉾巡航。

巡航の順位は7月2日に行われる、くじ取り式にのっとり行われます。

なかに、「くじ取らず」といって順位が決まっている鉾があります。

先頭の「長刀鉾」。そして23番目。巡航の最後を行くのが「船鉾」です。


日本書紀に出てくる神功皇后の新羅出船がテーマになっており、「出陣」の意味を持っています。

船の形をしているのが珍しく人気の有る鉾ですが、写真は、船の面影はもうないですね。

鉾は釘を使わず木と縄だけで形をつくっていきます。これを「縄がらみ」といい、古くから伝わる祇園祭ならではの技法です。

固定する場所、順番などとても複雑で、長い歴史がそれを伝え、これからも伝えていかなくてなならない文化(技法)です。




新しい技術がどんどん生まれる現代。機能美がもてはやされる今だからこそ、

日本特有の季節や文化が育てた、日本らしい建築技法や様式美を大切にしたいですね。


来年は解体前の「船鉾」を見てみたくなりました。